世界が脱炭素を加速させる中、日本の電力比率は、火力発電が役75%、原子力が4%、残りの20%を再生可能エネルギーで補っていますが、その中で注目されているのが、
「海に浮かぶ風車 洋上風車」
だそうです!
そんな洋上風車の特集がテレビ番組「ガイアの夜明け」にて放送されます!
風力発電で得られる効果は大きく、海洋に置くことで効果が高まる事が予想されています!
そんな注目されている洋上風車のメリットやデメリットを見ていきたいと思います!
洋上風車って何?
まず洋上風車について調べてみました!
洋上風車は見ての通り風力発電の機械です!
風力発電は温室効果ガスを発生させない地球にやさしい発電方法としてヨーロッパを始め数多くの国で導入されている発電方法です!
※温室効果ガスとは、水蒸気、二酸化炭素、メタン、一酸化炭素、フロンなどが温室効果ガスの分類になり、温室効果ガスの濃度が増してきている近年は地球温暖化の主な原因となっている。
地球温暖化と言われても暑いのは変わりはないですし、ピンとくるものがあまりないのがほとんどの人だと思います。
陸にある風力発電機は音がうるさく、羽を回せるだけの風が確保されるのが限定的で効果が薄い部分があります。
そこで注目されたのが海!
沿岸地域に住んでいる人はわかると思いますが、とにかく風がすごく吹くし、沖に出ればさらに風が吹きます!
海には障害になるものがないからかなり吹きますよね!
島国 日本の可能性
日本は海に囲まれた島国であります。
そんなことはわかってるよって言わないでくださいね。(笑)
国土面積が狭く海岸線が長いので洋上風力発電に向いている国なんです!
イギリスでは積極的に利用されており、日本はイギリスとの共通点が多い国で、比較的向いているそうです!
イギリスは着床式が採用されているようです!
洋上風力発電の種類
洋上風力発電の種類は2種類あるようです!
1.着床式
支持構造物を直接海底に埋め込み、固定して建設する方法の洋上風力発電装置。水深50メートルよりも浅いところでの利用が、経済的および技術的に有利とされている。2.浮体式
船舶のような浮体構造物を建設し、海底に固定したアンカーに繋ぎ止める方法の洋上風力発電装置。水深50メートルよりも深いところでの利用が、経済的および技術的に有利とされている。より広い海域での洋上風力発電装置の設置が可能になる上、着床式よりもタービン設置にかかる費用が低いため、洋上風力発電のゲームチェンジャーとして世界から注目されている。引用:ビジネスITより
浮遊式は世界的に新しい技術で、日本が実用化に向けての研究を行なっているようです!
浮遊式は経済的にお得なようなので、お得に電力を増やせるなら願ったり叶ったりですね!
メリットとデメリット
洋上風力発電にもメリットとデメリットがあります。
洋上風力発電のメリット
- 風通しがよく、風の乱れが少ない
- 土地や道路の制限がなく、大型風車の導入がしやすい
- 景観、騒音への影響が小さい
メリットはかなり大きいですよね!大型風車を用意しやすいのは電力を大きく蓄電できるし、海は風の乱れが少ない為大きな電力を期待できます!
洋上風力発電のデメリット
もちろんメリットだけではありませんよね。
- 洋上風車の基礎作り
- 洋上風車の建設費及び維持管理費
- 洋上変電設備及び海底ケーブル
欧州と日本では気候が違うため欧州で行っている事を日本でそのまま転用できないようです。
また、海中での基礎作りになるため、安定性に欠けてしまう事や、建設費がかなりの高額になる事、維持するためのお金がかなり掛かってしまう事がデメリットのようですね。
浮遊式の可能性
前述で述べたデメリットの中に、欧州との気候が違うことや、維持管理費の問題、建設費の問題を一気に解消できるのが、浮遊式ではないかと言われています!
日本は沖の方での風が安定しているので、水位が深くなるのつれて建設費も高くなってしまうのが現状です。
しかし浮遊式ならばアンカーでの取り付けになるので、施工が簡単にできてしまうんですね!
日本の気候にも合ったものだと言えます!
まとめ
海に浮かぶ風車、洋上風力発電を紹介してきました!
洋上風力発電は欧州を中心に実用化されていて、現在日本でも実用化を進めている技術です!
風力発電は温室効果ガスを発生させないので地球温暖化の要因となることを避けている技術です!
洋上風力発電は着床式と浮遊式の2種類があり、日本は浮遊式を先行して研究しています!
日本でも洋上風力発電が成功すれば原子力発電がなくなり、3・11のようなことも起きなくなるかもしれません!
洋上風力発電に期待していきたいですね!
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